もりっちゃんのゆるブログ

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Welcoming アベノ・天王寺ハイク その1

今日はひな祭り。

今年もおひなさま、出さなかったなあ。ごめんなさい<(_ _)>

特にちらし寿司やはまぐりのお吸い物も作らず、いつも通りの

日曜です(笑)

 

昨日、大阪府歩け歩け協会主管の「Welcoming アベノ・天王寺」という

ハイキングに参加してきました。

今年‘初’のハイキングです。

久しぶりでちょっと今日は筋肉痛(^^ゞ・・・

 

集合は9:50に天王寺公園のてんしば。

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最初にお詫び。今回の写真はいつもに増して‘雑’になりました。

歩きながらの撮影(実際は止まっているのですが(笑))が

久しぶりだったのと、相変わらず歩くペースが遅いので

みなさんに追いつくのが大変で。

 

受付(参加費は無料。緊急連絡のため住所と名前、電話を記入)をして、

地図とゼッケンを受け取ります。

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参加者は300数名。この人数での集団歩行はなかなか壮観で、

道行く人も「何や何や」と振り返ります。

 

てんしばを出て天王寺駅側に渡り、四天王寺の方へ向かいます。

途中、庚申堂に寄りました。

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門の暖簾(?じゃないよね(^^ゞ)お猿さんになっています。

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庚申(こうしん)講や庚申会、庚申待、庚申祭などいろいろな呼び名が

あり、庚申信仰奈良時代に大陸から伝わった古い信仰です。

今回調べてみましたが、詳しくはちょっと難しいので簡単に説明してみますね。

まず、「庚申」は十干十二支(じっかんじゅうにし)のひとつです。

丙午(ひのえうま)や甲子園の甲子、戊辰戦争の戊辰もそうです。

十干・・・甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

十二支・・・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

10×12=60通りの組み合わせがあり、年号、日付のほか、単体で時間や

方位も表します。

庚申の日は60日ごとに来るので、年に6~7回あることになります。

 

庚申の信仰は道教の教えからきています。

庚申の日の夜、人が眠りにつくと体内に住む三尸(さんし)呼ばれる

虫が体から抜け出し、その人の悪い行いを司命道人(生死をつかさどる

神)に報告し寿命を縮めると言われています。ひゃあ~怖いよ。

そこで庚申の夜は身を慎み徹夜する信仰が生まれました。

三尸虫と呼ばれる虫は、上中下の三種類いて、

上尸・・・頭にいて目を悪くしたりシワを作ったり白髪を増やす

中尸・・・腹にいて五臓を害し食欲を強くする(強くしたらアカンのや)

下尸・・・足にいて精を悩ませる

 

もともとは道教で説かれた教えですが、仏教や修験道神道など

さまざまな信仰や習慣が混じり、特異な信仰となっていきます。

庚申が最も盛んだった江戸時代は、仏教的庚申信仰が中心で、

残されている尊像は青面金剛を本尊とし、三猿(見ざる聞かざる言わざる)

の像を祀る形式が一番多いようです。

 

で、四天王寺の庚申堂は日本最初の庚申尊出現の地で、本尊は

青面金剛童子秘仏)。

庚申の縁日には境内にお店が出て賑わうそうです。

 

庚申堂を出て北へ。すぐ四天王寺さんです。

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南大門から入ります。

 

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正面は中門。この中は中心伽藍になっていて、有料です(^^ゞ

伽藍に沿って東へ回り込みます。

振り返るとこんなものが。↓

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南鐘堂 ↓

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ここで北へ。

六時礼賛堂 ↓

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昼夜6回礼賛が行われるところです。

 

境内では梅がほぼ満開。

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とりあえず今日はここまで。このあとコースは、生國魂神社天王寺七坂、

茶臼山、聖天山を回って再び天王寺に帰ってきます。

続きは次回(^^)/