おととい大阪市立自然史博物館(長居公園内)へ
「特別展 恐竜の卵~恐竜誕生に秘められた謎~」を
見に行きました。
私には珍しい自然科学系の展示。
「君、恐竜に興味あったん?」と旦那さんにも言われましたが、
その通り。まったく関心のない分野でした。
恐竜の名前もステゴサウルス、トリケラトプス、
ティラノサウルス、イグアノドンくらいで、
これも子供の頃の弟との恐竜ごっこ遊び(?)の古い記憶で。
あまり興味のない分野も食わず嫌いのままではもったいないと
思ったのと、
一昨年の5月に同じ会場であった「生命大躍進」を見て
恐竜にちょっと興味が湧いたのでした。
「恐竜の卵」展なので、恐竜の卵の展示がメインでした。
もちろん本物ではなく化石です(^^ゞ
中国浙江省から発掘されたものが今回展示されています。
卵というと、鳥の卵や爬虫類(へびやワニ)の卵から
球形やいわゆるたまご型を想像していましたが、
変なたまご~!がいっぱい。
恐竜の卵なのでかなり大きいのはもちろんですが、
長細いのや不規則な形の卵もありました。
「現存する生物の卵には名前はありません。
ペンギンの卵はあくまでも『ペンギンの卵』です。
でも恐竜の卵の化石は何の恐竜の卵かがわからないので、
卵の特徴から分類され名前が付けられています。」
といった説明がありました。
卵の化石の近くで恐竜の化石が見つかっても
その恐竜の卵だとは安易に判断できないので
難しいそうです。
恐竜は体が大きいので鳥のように卵を抱くことが
できません。
これはワニなんかも同じですが、産卵した後、そばで
卵を見守り敵から守っていることが知られています。
恐竜はどうだったのかとても興味深く感じました。
撮影OKでしたが卵ではなく恐竜の模型を撮りました。
上↑は肉付けがしてあります。
この子は卵を抱いてるみたい。
下↓は動く模型で、「ウオー」という鳴き声も入ってリアルでした。
卵や生まれた赤ちゃんもゴソゴソ動くんです。
今回のお土産は金のしおりと消しゴムセット。
生物の進化の過程で変わったものと、変わらないもの。
そんなことを考えた展示でした。