もりっちゃんのゆるブログ

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七十二候 閉塞く冬と成る

今日は寒い! この冬初めてこたつを入れました。

七十二候の塗り絵、6枚めです。

【大雪/初候】閉塞く冬と成る (そらさむくふゆとなる)
   新暦12月7日〜11日頃

厚く垂れこめた雲に空が閉ざされ、日の光もぼんやりとしか届きません。
シベリア寒気団がやってきて、真冬が訪れました。
冷え込みがいちだんと厳しくなり、日本海岸で降り続く雪は春まで残る根雪となります。


塗り絵の柄も、雪の結晶。 自然にこんなきれいな模様ができるなんてすごいですね。
このあたりは雪が積もるほど降ることは珍しいですが、
たまに雪だるまが作れるくらい積もることがあります。
寒いのが苦手なので、雪の思い出はあまりないんですよね〜


旬の魚介:ぶり 寒い季節ほど脂がのっておいしい
旬の野菜:大根 
旬の野鳥:ダイサギ
旬の兆し:雪吊り
旬の日:針供養の日(12月8日・いつも固いものを刺しているから、柔らかい
     こんにゃくや豆腐に刺して神社に収める)


ダイサギは一番大きい白いサギです。
白いサギには、ダイサギチュウサギコサギがいて、シラサギというサギは厳密にはいません。
名前の通り大きさの順です。
でも単独では大きさの判別が難しいので、見分けポイントを書いておきます。

ダイサギ:全長90㎝、くちばしの色…夏は黒、冬は黄色、足の色…黒
チュウサギ:全長68.5㎝、くちばしの色…夏は黒、冬は黄色、足の色…黒
コサギ:全長61㎝、くちばしの色…夏冬共に黒、足の色…すねの部分は黒、足指が黄色

ダイサギはとても大きく、首と足とくちばしがとても長いので目立ちます。
チュウサギコサギは、足指と冬はくちばしの色で区別します。

あとよく見かけるサギには、アオサギというグレーっぽいサギがいます。
全長93㎝でほぼダイサギと同じ大きさです。
サギは飛ぶとき長い首をSの字に折り曲げるので、飛び立つのを見るのもおもしろいです。

以前、京都で、神社の庭の池に置物と思っていた鳥がいて、いきなり羽ばたいて飛び
びっくりしたことを覚えています。
それはゴイサギでした。
池にある岩の上でじーっとして全然動かず、観光客がざわざわしても全く動きませんでした。
あれはすごかった! あっぱれでした。