もりっちゃんのゆるブログ

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エリカ&パトリック事件簿2 「説教師」

説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

スウェーデン発のミステリ、第2巻を読了しました。
標題の「説教師」の説教は、「両親からの耳の痛い説教」ではなく、
「牧師さんのありがたい説教」の意味で、
宗教の教理を説いて人を導くことを指します。

今回は、古くから説教師として街の人々から敬われている説教師一族の
悲劇を描いています。
事件の推理を楽しみながら、エリカとパトリックのサブストーリーも
にやにやしながら楽しんでいます。
妊婦さんになって登場したエリカは、「氷姫」の事件の後、パトリックと同居しています。
「氷姫」のときの季節は極寒の冬でしたが、今回は短いけれど暑い夏。
大きいお腹を抱えて、エリカの出番はあまりありません。
しんどそうなエリカのために、パトリックが携帯型扇風機を買ってあげるのを
ほほえましく思いました。

事件を解決したパトリックの元に、エリカから電話がかかってきます。
「始まったの!」
「何が?」
「お産よ。すぐ迎えに来て」
警察署から飛んで帰るパトリックのシーンで終わりました。
第3巻では赤ちゃんが生まれているはず。
エリカは子育てでやっぱり出番がないかな〜

第3巻は「悪童」というタイトル。確か同じタイトルの本があったような・・・
(調べて続けまーす)

調べました。
アゴタ・クリストフ作「悪童日記」(1986)でした。

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

アゴタ・クリストフハンガリー出身で、後にスイスに亡命しました。
原作はフランス語で書かれ、映画化もされました。
内容はなかなかハード。ちょっと読むのは辛そう・・・


昨日まで「もーりもりの木」の周りに置かれていたのは、キャンドルでした。
限りある資源を大切に使い、地球にやさしく生活しよう! というキャンペーンでした。
調べてくださった吉田健康さん、ありがとうございました。
キャンドルでは? と言ってくださったlemonさん、バッチグーですよ(昭和ギャグ(^^ゞ)

毎年やっているキャンペーンのようです。覚えておかないと。
次は、そろそろ七夕かな?