もりっちゃんのゆるブログ

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有栖川有栖さんの本とドラマ

絶叫城殺人事件 (新潮文庫)

絶叫城殺人事件 (新潮文庫)

1月から始まった、日曜の夜10:30から日テレ系のドラマ
「臨床犯罪学者 火村英生の推理」を毎週録画して楽しみに見ている。
おー、とうとうドラマ化したかと感慨深い。

ドラマの原作者、有栖川有栖(Arisugawa Alice)さんの本は、
図書館でほとんど読んでいたのだが、
斎藤工(火村先生役)と窪田正孝(有栖役)の文庫帯を本屋で見て、
ごっそり買い込むことになった。

「絶叫城殺人事件」は冒頭の新潮文庫所収の短編。
ドラマの第1回だったので、まずこれから読んだ。
標題の他は、
「黒鳥亭殺人事件」
「壺中庵殺人事件」
「月宮殿殺人事件」
「雪華楼殺人事件」
「紅雨荘殺人事件」
と、何らかの家や建物を漢字3文字で表している。

有栖川さんは、このあとがきで、
「〜殺人事件というタイトルは避けてきたが、
『僧正殺人事件』『本陣殺人事件』『刺青殺人事件』といった
名作は大好きだった」と書いている。
これまた懐かしい3作。
家にあったかな・・・ごそごそと段ボールの中をあさっていると、
今日も日が暮れてしまった。