ぼやっとしている間にバレンタインデーも過ぎ、
2月は短いのでなんだか慌ててしまいます。
今読んでいる本です。
厚さ5.5センチの文庫で、凶器になるかという重さです。
ぶ厚すぎて市販のブックカバーには入らず、こうして本屋さんの大きめの
カバーをかけています。
もうだいぶ前から、私は文庫を買うときカバーをかけるのを遠慮していますが、このシリーズはかけてもらっています。
かなり表紙が怖いのです。
京極夏彦さんの京極堂シリーズの第5巻「絡新婦の理」(じょろうぐものことわり)。
表紙をめくると口絵があって、これも怖いの。
このシリーズにはまったのは、息子が小学校高学年のときだから、
10年以上前になるかと思います。
なんせ分厚いし、話もややこしいので何度も挫折して、
この5巻も途中でほったらかしていました。
で最近、京極さんの新刊が文春文庫から出て、さあ読むぞと思ったら、
この京極堂シリーズのサブストーリー短編集だったのだ。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/01/05
- メディア: 文庫
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ああどこかで聞いたことのある、登場人物。
誰だったっけ?
ということになり、挫折した京極堂シリーズを読み直すことにした。
さすがに1巻からはしんどいので、読了できていない「絡新婦〜」を
読み直している。
京極堂シリーズは講談社文庫で、講談社文庫にはマザーグースのしおりが
ついている。
でもこの京極堂シリーズには、該当する妖怪の絵のしおりがついていて、
それは怖いけどちょっとかわいい。
以前、京極堂シリーズを買ってこのしおりがついてなかったので、
交換してもらったことがある。
馬鹿にされるだろうがとっても大事なのだ。
さて、私が妖怪に興味を持つようになったきっかけは、
やはり「ゲゲゲの鬼太郎」だろう。
そのお話は次回に。