今日で9月も終わり。
今年の夏を思い返すと、暑かったときはいっときで、残暑らしい残暑は
そうなかった気がする。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/08/28
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9月はこの2冊を読んでいた。
ちょうど2年前に単行本が出て、今年9、10、11月に2冊ずつ文庫化されている。
来年春に映画化されるそうで、それも話題だ。
宮部みゆきの現代物を読むのは久しぶりで、それも全6巻なので長丁場。
「模倣犯」以来のワクワク感がある。
映画のキャストを知ってから読み始めたので、具体的なイメージを抱いてしまったが
特に違和感はなかった。
次の第Ⅱ部「決意」の上下巻がもう出ていて、10月はこれにかかりきりかな。
タイトルのソロモンは、旧約聖書に登場するイスラエル王ソロモンのことで、
神から知恵を授けられ人を裁くことを許された人物。
第Ⅰ部は、クリスマス未明、ひとりの男子生徒が中学校で転落死する事件の
概要と、その事件に巻き込まれていく教師、生徒、関係者を描いているため、
重く、圧迫感も強い。
第Ⅱ部に入ると登場する生徒が一気に増え、ちょっと萌えそうなキャラも
いて、少し軽い雰囲気になっている。
夜寝る前に寝転んで本を読むので、首と肩を痛めてしまった。
「読書台、買ったら?」と旦那さんが言うけれど、布団に寝転んで
ゴロゴロしながらする読書には代えられない。
でも、年齢的にキツくなってきたようだ。悲しい・・・