もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

肉玉子とじあんかけうどん

来週から寒くなるそうです⛄

冬だから仕方ないけれど、やっぱり寒すぎるのはちょっと辛い・・・

あったかい食べ物や飲み物で乗り切ろー(* ̄0 ̄)/ !!

 

美容院の帰りにコロワ甲子園のフードコートで、肉玉子とじあんかけうどんととり天を食べました。

前回 卵の天ぷらで失敗したので、今回はとり天にしました。

あんかけうどんは温まりますね。

さて、1月末にはB2(地下2階)のフードコートにバーガーキングがオープンします。

バーガーキングは初めて聞きました。息子は知っていました。

ちなみに、私の知っているハンバーガーチェーン店は、マクドナルド、ドムドムロッテリアモスバーガー。息子はそれにフレッシュネスバーガーを付け加えました。

どんなハンバーガーか、ちょっと楽しみにしています。

 

 (無料イラストより)

 

「第四の扉」を読みました

雨続きでしたが、ようやく晴れました。🌞

やっぱりお日さまはいいですね💗

 

第四の扉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「第四の扉」(ポール・アルテ 著/平岡敦 訳)を読みました。

上の画像はハヤカワミステリ文庫で、私が借りた図書館本はポケミス版でした。

こちら ↓

新品かと思うほどピカピカ✨でした。

作者のポール・アルテは“フランスのディクスン・カー”と呼ばれているそうですが、私は初めて。

ハヤカワミステリー文庫<このミステリがヤバい!>フェア対象作品の3作目です。

文庫帯に書かれている斜線堂有紀氏のおすすめコメントは、こちら ↓

交霊×密室×フーディーニ! この小説は、読者を何度驚愕させられるかというポール・アルテの挑戦そのものだ

フーディーニとは、ハンガリーブダペスト出身でアメリカで活躍した奇術師。

私が思い出したのは、子どもの頃見た引田天功氏だ。

館で起こる密室殺人で、交霊会とフーディーニ顔負けの脱出トリックがミソである。

 

全204ページ中192ページまでは、正直それほど目新しさもなく、「うーん、もひとつだな」と思っていた。

それが最後の最後数ページで、物語の構造ががらっと変わってしまった。

この数ページを何度も読み直すこと間違いなし!の衝撃。

 

タイトルの「第四の扉」は物語のトリックからとられています。少々ネタバレですが、それでもラストの衝撃が薄れることはないでしょう。

 

<このミステリがヤバい!>フェア対象作品は残り1作なので、ここまで来たら完読(?)します(^^)/

 

タージ・マハル

だいぶ前に完成していたのですが、額を用意するのが遅くなりました。

タージ・マハルです。

海外のキットで、「GLOW-IN-THE-D'ARCHITECTURE  Agra by Night」。

16世紀ムガル帝国第5代皇帝シャー=ジャハーンが后ムムターズ=マハルの死を悲しみ、造営した墓廟です。

シャー=ジャハーンは次の第6代皇帝アウラングゼーブによって、アグラ城に幽閉されました。

シャー=ジャハーンは城から2㎞離れたタージ・マハルを窓から眺めて過ごしたそう。

没後シャー=ジャハーンはタージ・マハルの墓室で愛妃ムムターズ=マハルの隣に葬られました。

 

目の細かいクロスステッチで大変でした。

色が微妙に違う刺しゅう糸が何種類かあり、混ざらないように苦労しました。

でも遠くから見ると、星の光に輝くタージ・マハルもきれいです✨

 

(フリー素材より)

 

「キドリントンから消えた娘」を読みました

キドリントンから消えた娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「キドリントンから消えた娘」(コリン・デクスター 著/大庭忠男 訳)を読みました。

「ジェゼベルの死」に続き、ハヤカワ・ミステリ文庫の「このミステリがヤバい!」フェアで紹介されていた本。

これも同じように図書館本で読みましたが、旧版で小っちゃい字。

でもがんばる!

書店では帯に青崎雄吾氏の推薦文が載っていました。

   ↓

メインテーマは<家出>。事件の深度に気づくころには、本を閉じられなくなっている。

 

その通り、小さい字でも一気読みでした。

二年前に失踪した娘バレリーから両親に無事を知らせる手紙が届く。

“親愛なるママとパパ

あたしは大丈夫だってことをお知らせしたいの。心配しないでね。今まで手紙を書かないでごめんなさい。でもあたしは大丈夫よ。

バレリー”

失踪事件を担当していたエインリー主任警部が事故死した翌日、この手紙は送られてきた。

エインリーの死とバレリーの失踪は関係があるのか?

そもそもバレリーは生きているのか? 生きているならどこでどうしているのか?

捜査を引き継いだモース主任警部は疑問に感じつつ、ルイス部長刑事と動き出す・・・

 

主人公のモース警部がユニーク。

クラシック音楽(特にワーグナー)と新聞のクロスワードパズルを愛する一方、独身でお酒と女好きの中年のおじさん。

捜査方法も、事実に基づく推理というより、直感から来る妄想を膨らませるタイプなので、仮説を立てては崩される。

「もうこの事件から手を引く」とルイスに宣言するモースだったが、実は真相の一歩手前だったのだ。

これほどスクラップ&ビルドが繰り返されると、もう何が何やらになってきて、最後の章は何度も読み返すはめになった。

結局、捜査はまだ続く・・・ってことなん?

 

ユーモアのある比喩が多く登場するが、ひとつだけ紹介を。

ワーグナーのオペラを聴きに行ったモース。席に着くとー

右側には長い紫のドレスを着て、とりすました、眼鏡をかけた若い女性が大きな楽譜を膝においてすわっていた。モースは席につくとき会釈して、ていねいに、「こんばんは」と言ったが、彼女の唇の端がほんのちょっと動いただけで、すぐにもとの冷たい顔にもどった。おなかの痛いモナ・リザみたいだとモースは思った。彼はもっと愉快な人たちと同席したかった。

(「キドリントンから消えた娘」より)

おなかの痛いモナ・リザってー かなり笑いました。

 

物語の真相はともかく、最後、母親が娘の部屋にバラを飾るシーンは心に残った。

 

コロナワクチン接種5回目

水曜日(11日)、新型コロナのオミクロン株対応ワクチンの接種をしました。

 (無料イラストより)

 

今回はファイザーでした。

接種日の夜から熱が出て、昨日一日は上がったり下がったり。

リンパ腺の腫れもまあいつも通りです。

昨日はダウンしていましたが、きょうからぼちぼち復帰。

やれやれです。

しかし、これはいつまで続くのかー

もうコロナ禍も4年めなんですね~

 

「ジェゼベルの死」を読みました

第72期王将戦が昨日から始まった。(これを書いているのは9日)

現在タイトルを持つのは藤井聡太王将。

対する挑戦者は羽生善治九段。

この黄金カードに、羽生さんが挑戦者に決まってからずっとドキドキしていた。

この王将戦に羽生九段はタイトル通算100期達成が懸かっている。

一方、ダントツの強さの藤井王将はタイトル戦いまだ負けなし。

一度も落としたことがないのだ。ひえ~

七番勝負なので、まだまだ先は長い。

勝負飯やおやつも含めて目が離せない👀

 

ジェゼベルの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 57-2)

「ジェゼベルの死」(クリスチアナ・ブランド 著/恩地美保子 訳)を読みました。

 

確か2年前だと思うけれど、早川書房の「このミステリがヤバい!」フェアで

紹介されていた4作品の1作。

ミステリ作家の推薦コメントが帯についており、この正月に本屋さんで

まだ平積みされているのを見つけ、4作品すべて購入するか迷い、やめた。

この「ジェゼベルの死」は一度図書館で借りている。

だが、まだハヤカワ文庫が大きいサイズになる前の版(1990年版)で、

字がめちゃめちゃ小さい。

これは無理! と早々に読むのをやめたのだ。

今の版だと字も大きい。買って読みたい。

ついでに4作品とも買うか・・・

逡巡した末、字の小さい図書館本を再び借りて読むことにした。

 

先の推薦コメントは、円居逸氏が次のように書かれている。

「超絶技巧(はなれわざ)だ。一つの事件を丁寧にいじくり倒し、

丹念にひっくり返す・・・なのにあの真相に気づけないなんて!」

古い作品だが(初版は1979年)、いまだ海外ミステリーランキングに

名を連ねる。

 

ときは1947年、ロンドンのエリージアン・ホールで帰還軍人のための

見本市が催される。

そこで行われるページェント(舞台劇)を控えて練習や準備をしている

とき、3人の出演者に死の予告状が届く。

「おまえは殺されるのだ」

3人は7年前に自殺した青年 ジョニィの死に関わりがあった。

予告状はジョニィの関係者の手によるのか。

予告状を受け取ったひとり、パーペチュアに依頼され、

ケント州警察のコックリル警部がロンドンへ。

コックリル警部も見守る中、公演は始まるが、

主役のイゼベルが塔のバルコニーから転落。

イゼベルは絞殺されていた。

舞台の表は大勢の観客、裏は錠の下りた扉の前に張り番がいた。

犯人は舞台の出演者のなかに?!

 

戦後の混乱期で、マレーやスマトラからの引き揚げ者も登場し、

この時期のイギリスの状況がうかがえるが、この作品はパズルや推理ゲームとして

楽しんだ方がおもしろいと思う。

事件の起きた舞台で上演されていたのは、11人の騎士が登場する劇。

鎧兜の騎士の衣装では、中の人物がわからない。

それがきっとトリックなのだというのは、すぐにわかる。

問題はそこから。

 

どんでん返しは一度や二度ではない。

スリードも多いし、“レッド・ヘリング”(容疑者集団)が皆怪しい。

結末はキレッキレの切れ味ですっきりします!

 

さて、殺されたのはイゼベルという女性ですが、タイトルは「ジョゼベルの死」。

これは、旧約聖書からとられた名前で、

イスラエルのアハブ王の后であるジェゼベルが、不身持で不道徳、向こう見ずな

悪女だったことから、同じような悪評判のイゼベルが陰でそう呼ばれていたのだ。

聖書のジェゼベルも窓から転落死したと言われている。

 

海外の作品にひんぱんに引用されるのが、聖書、ギリシア神話シェークスピア

だろう。

これらに不案内な私は、毎回注釈に助けられている。

 

それにしても字が小さいのは参った・・・

戎きんつば

お正月用のお菓子にと買ってあったきんつば

今日は成人の日ですが、地元西宮神社では今日から宵えびすです。

今年から福男選びも復活だそう。にぎやかになりそうです。

みなさんに「福」が来ますように!

 

隣りの猫ちゃんは、文庫カバーです。

ポワロシリーズなどハヤカワ文庫用のちょっと大きめサイズ。

ハヤカワ文庫は他の文庫より大きく、通常のカバーでは入りません。

文庫カバー泣かせです(笑)

じゃ、大は小を兼ねるで大きめカバーなら、どんな文庫でもOKかというと、

残念ながらそうもいかない。

講談社文庫のサイズは小さめ。

大きめのカバーではスカスカで、本が落ち着かず読みにくい。

文庫本を読むときは、カバー選びと栞選びが私の儀式になっています。

季節や肌触り、本の雰囲気に合わせて選びます。

さて、次は何を読みましょうか。