もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

年末年始のお菓子2021-2022 ③

昨日は寒くてウォーキングをさぼりました。(^^ゞ

体重増加量の半分は落としましたが、これ以上は無理そう・・・

明日の健康診断には間に合わなかったな~~

 

お菓子シリーズ3つめ。

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叶匠寿庵のあも です。

つぶあんの羊羹の中にお餅が入っています。

棹菓子なので切っていただきます。

お餅はしっとり、あんこはほっくり。

おいしかったです。

ただ、お正月にはちょっと甘すぎかも。お節も甘いし。

まあ、一度買って見たかったので満足です。

 

「背の眼」を読みました

昨日からおやつをやめ、夕食の炭水化物をやめ、

1時間のウォーキングをしています。

正月に増えた体重を戻すためです。

健康診断まであと3日。うーん、間に合うか・・・

 

背の眼

「背の眼」(道尾秀介 著)を読みました。

なんだか棚で見かけると手に取ってしまう道尾作品。

2005年の発行で初期の作品になりますね。

第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作です。

(このときの大賞は沼田まほかるの「九月が永遠に続けば」。

 これもすごいですよ)

 

写真に映った人物の背中に、人間の眼のようなものが映りこみ、

その人物がやがて謎の死を遂げる・・・という

ホラーど真ん中の出だし。

主人公は作家の道尾秀介

(著者と同じ名前ですが、同じ人物ではないそうです(笑))

旅先の白峠村(設定は福島県)の河原で耳にした“謎の声”に

ついて、友人・真備庄介(まきびしょうすけ)に相談しようと

「霊現象探求所」を訪れる。

真備はそこで“霊”の正体を求めて、相談者が持ち込む相談

(主に心霊写真の謎)にのっている。

なんと道尾が話した“謎の声”の現場は、

真備が今抱えている心霊写真の現場と非常に近かった。

“謎の声”は霊の声なのか?

背中に映った目は霊なのか?

なぜその人物は自殺してしまうのか?

疑問を抱えて、道尾と真備、そして真備の助手 北見凛は

白峠村を訪れる・・・

 

始まりこそ怖くて気持ち悪いが、だんだんそうでも

なくなってくる。

これはどちらかというと伝承、伝説をモチーフにした

ミステリーに近い。

提示された謎はある程度だが明らかになって解決をみるからだ。

ただすべてはすっきりしない。なにせ“霊”だから。

奇妙なことに、すべてを完全に理解できたわけではないにも

かかわらず、やけにゆったりとした気分だった。

理性を駆使した理解に達するよりも、不可解を感覚的に

納得してしまうほうがいくぶん楽なのかもしれない。

(「背の眼」“終章 面”より)

これは真備が謎解きをしたあとの道尾の感想だ。

私も同じように感じた。

 

ミステリーだから、内容はほどほどにしないといけないが、

触れておきたいことが2点ある。

ひとつめは、雰囲気が京極夏彦の「京極堂シリーズ」に

非常に似ていることだ。

これは巻末に載っている「第5回ホラーサスペンス大賞」の

選評でも触れられているので、間違いないだろう。

かなりインスパイアされたのだろうなと思う。

私は「京極堂シリーズ」の大ファンだが、

雰囲気が似ていることで特にマイナスにはならなかった。

京極堂シリーズ」を読んでいる者でも充分おもしろいし、

読んだことがない人ならそれは新鮮だろうし。

 

もうひとつは、ミステリーの小道具として使われた

浮世絵。

歌川広重の「東海道五十三次」のうちの一枚を、

道尾たちが泊まった民宿の主人が客の出身地に合わせて

部屋に飾ってくれるサービスをしてくれるのだ。

東海道が出身地じゃなくても、その地の風景に合わせた

絵を選んでくれる。

これはおもしろいなと思いました。

 

「背の眼」には続編があり、家の蔵書を探したら見つかりました。

文庫ですが「骸の爪」。

やっぱり怖いタイトル。

でも読むよ。

 

「氷の轍」を読みました

どこにも出かけずのんびり過ごしているはずのお正月。

なのに、あまり読書は進んでいません。

ま、ぼちぼちですね(笑)

 

氷の轍

「氷の轍」(桜木紫乃 著)を読みました。

 

「氷の轍」は何を意味するのだろう?と考えながら

ずっと読んでいたのですが・・・

終盤、あるシーンで突然ドラマの一場面を思い出しました。

「この小説のドラマ化、見たことある!」と。

2016年11月に、柴咲コウ主演で同タイトルでした。

相棒のベテラン刑事は沢村一樹

でも思い出したシーン以外は全然思い出せない・・・

 

舞台は北海道釧路。

釧路へは一度だけ行ったことがありますが、電車の乗り換えだけで

街には出ていません。

ただ、強烈に覚えているのはにおいです。

漁港だから魚のにおい、海のにおいは当たり前ですが、

それだけではない何とも表現できないにおいでした。

あと、夏だったのに暗くて陰気だったこと(すみません💦)。

この小説を読むと、同じ夏の釧路が舞台で、陰があり

においがある釧路の様子がよくわかりました。

だから、夏なのにどうして「氷の轍」なのかと。

 

北海道釧路市の千代ノ浦海岸で男性の他殺死体が

発見された。被害者は札幌市の元タクシー乗務員

滝川信夫、八十歳。

(「氷の轍」帯の作品紹介より)

 

主人公は北海道警釧路方面本部刑事課強行犯係所属の

大門真由、30歳。

父親は元刑事、母親も婦警だった真由は、警察官を志したと

親に告げたとき、自分が養女だったことを知る。

それまでとまったく変わらず大門家で過ごしてきた真由は、

この殺人事件を捜査するなかで、自分の境遇とも向き合う

ことになる。

 

ドラマ化を思い出したシーンが強い印象を残すお話。

刑事ものだけれども、舞台となる土地の風土や歴史、

人々の暮らしや社会を映し出す、松本清張風の小説だと

思いました。

 

ジョウビタキ初認

昨日団地内をウォーキングしていて、

ジョウビタキの雄を見つけました。この冬 初認です。

このところ鳥の紹介をしていますが、

最初のツグミ、続いてのモズ、そしてこのジョウビタキは、

身近で見つかる冬鳥ですので、ぜひみなさまにも見つけて

ほしいなと思っています。

 

ジョウビタキ(雄)はこんな鳥。 

        ↓

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サントリー 日本の鳥百科より 飛んでいるのは雌

白髪頭と黒い顔、オレンジ色のお腹ととても目立つ

いでたちです。

特徴は、↓

①翼に白斑。

②胸はオレンジ色。

③頭から首の後ろまで銀白色。

体長は15㎝。

見つけたのは、小学校の校庭の木々。

暖かい南側で、人通りがなく静かな時間帯がいいです。

鳴き声が聞こえたらそうっと近づきます。

 

私も今年は鳥探しや虫探しをウォーキングの楽しみにしたいです。

 

迎春2022

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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ブログの写真を撮るのも兼ねてウォーキングしてきました。

小学校の校門に門松がありました。

お天気はいいですが寒いお正月です。

みなさま、風邪をひかないように気をつけましょう。

私は既に正月疲れが出ています。年には勝てません・・・(T_T)

お酒もずいぶん弱くなってしまった(T_T)(T_T)

来週(1/8)に健康診断の予定。

体重オーバーを何とかしなければー

「ありのままを診断してもらわないと意味がない」と

息子には言われます。

「『アナ雪』でも言うてるやろ。♪ありの~ままの~」って」

とだめ押し。

まだあきらめへんで!

ゆく年くる年 2021

寒い~~~🧣🧤👢

予報通りの寒波です。

昨日のツグミに続いて、今日はモズの今期初認です。

ナンキンハゼの実を食べていました。

モズはこんな鳥 ↓

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  (無料イラストより)

スズメと似ていると思われますか?

スズメはこちら。 ↓

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  (無料イラストより)

モズの特徴は、

①過眼線(目を通る線)が黒い。(雌は褐色)

②頭は褐色で背は灰色、尾は黒。

③腹は白、脇は淡い褐色、羽に白い斑。

  日本野鳥の会ひょうご オリジナル野鳥図鑑②より)

体長は19㎝でスズメより大きいです。

地面にはいません。木の枝、それも高いところにいます。

すくっと立っていて、姿勢がいいです。

長い尾をくるっと回したり、ツンツンと振ったりします。

くちばしが分厚くて、上が下向きに曲がっています。

雄の鳴き声は甲高く、非常に遠くまで聞こえます。

冬鳥が続々と渡ってきているようです。

寒いけれど、鳥を見ると癒されますよ。

ぜひ探してみてくださいね。

 (昨日のツグミの記事にも鳥の特徴を追加しておきます)

 

 

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大掃除とおせち作りが終わり、お茶を飲みながらブログを書いています。

あとはお重に詰めて、年越しそばの準備をしたら終わり。

朝、着替えるときに背中と首を捻って左腕が上がらなくなりました(T_T)

年々あちこちを痛めます・・・

来年は年相応におとなしくしないと・・・( ̄m ̄〃)

それではみなさま良いお年を  (@^^)/~~~