もりっちゃんのゆるブログ

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さよなら妖精 読了

最近はいいお天気続きで助かります💛

昼から自転車でBOOK OFFへ文庫本を漁りに行ってきました。

ずっと本を買うのは控えていたのですが、今年になって

また復活?してしまいました(:_;)

本棚からおもしろそうな本を見つける喜びは、やっぱり

たまりません( ^ω^)・・・

 

さよなら妖精 (創元推理文庫)

米澤穂信氏の「さよなら妖精」を読み終えました。

今まで読んだ米澤氏の作品の中で一番おもしろかったです。

典型的なボーイ・ミーツ・ガール ミステリー。

高校3年生の守屋路行と大刀洗万智が、ユーゴスラヴィア(当時)から

やってきたマーヤと出会った1991年4月。

それから起こった出来事が守屋くんの日記という形で紡がれる。

ラストはやはり米澤節というべき容赦ない痛さを覚えるが、

守屋くんと万智さんのその後の成長や変化を見てみたいと思った。

 

で、今アマゾンで画像検索して、大刀洗万智さん主人公の続編が

出ているのを知りました。

「王とサーカス」と「真実の10メートル手前」。

また読めたらいいな。

 

さよなら妖精」の解説内で、日常に殺人者が徘徊するさまを鋭く

えぐりだした作品として次の3作品が紹介されていた。

「盤上の敵」北村薫

「ガラスの麒麟加納朋子

「壺中の天国」倉知淳

これらを探しに今日BOOK OFFへ行ったのでした。

「壺中の天国」は残念ながらなかったけれど、他の2作はゲット

しました。

読むのが楽しみです。