先週の少し暖かい日に大阪市立東洋陶磁美術館へ
「特別展 唐代胡人俑」を見に行ってきました。
この美術館はお気に入りで年に何回も行きます。
胡人俑(こじんよう)って何か全然知りませんでしたが、
面白そうな人物像のようなのでふらっと
出かけました。
パンフレットによると、
(へいばよう)の「俑」で、副葬品として収められた
陶製の人形のこと。
人だけでなく馬や牛などの動物もあります。
「胡人」は中国唐の時代、中央アジアを拠点に活躍した
異民族のことで、シルクロードを通じて異文化を
唐に伝えました。
この胡人を表した俑は、唐の遊撃将軍・穆泰(ぼくたい)の
お墓から出土しました。
音声ガイドを借り、写真撮影OKでもあったので
ゆっくり見て回りました。
ちょっと紹介しますね。
これは馬を引いているポーズ。
上の2体も同じ。
こちらは女性かと思いきや男性の女装かもとのこと。
こちらも女性像。
ふたこぶラクダですね。
おもしろいポーズ。あごの下のえりのようなものは
ひげ。付け髭だそう。
ポスターにも使われたヒョウ柄のパンツをはいた
おじさん。耳たぶ長いです。
小さい像もありました。
牛と羊。
ちょっと怖いけれど首だけしかないものも。
この像が一番気に入りました。
少年のような綺麗な顔立ち。中性的な感じもして。
美術館を出た後、ふと「天神さん」(大阪天満宮)へ
行ってみようと思い立ち、歩き始めました。
美術館からは何となく北東の方向ではと
思いながら・・・(危ないなあ)
遠回りしながらもなんとか辿り着きました。
季節柄受験生の祈願が行われており、
翌日から始まる盆梅展の準備が始まっていました。
盆梅展と合わせて梅酒の販売もあるようで
1日ずれていたらよかったのにと思いました。
お参りをして、梅田まで歩いて帰りました。
初詣でひいたおみくじに「信心をするように」
とあったので、今年はお寺や神社にお参りし
日々の感謝と今後の精進を誓いたいと思います。