もりっちゃんのゆるブログ

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古代ギリシャ展へ

今日は少し気温が上がり過ごしやすかったですね。
元息子の部屋(あれっ。元息子じゃないよ。元「息子の部屋」よ)の片付けを始め、
お風呂場のカビ取りもしました。
なんか大掃除を再度やっているみたい・・・


昨日、神戸市立博物館へ「特別展 古代ギリシャ」を見に行ってきました。
前、「エジプト展」のときは、難しくて理解できなかったこともあり、
今回は音声ガイドを利用しました。声は市村正親さん。

全館撮影禁止だったのが残念でしたが、静かに見ることができよかったです。

やっぱり古代文明はすごい。
器ひとつとっても、初めの頃(旧石器時代)は用途のよくわからない形だったのが、
新石器・青銅器時代になって葡萄の栽培が行われるようになると、
葡萄酒を入れる壺やかめ、酒杯、水差しなど用途がはっきりして、それに合う形に
なっていきます。

エーゲ海内の島々では、身近な海の生き物(タコ、海藻、渦巻き貝、魚)の模様が
カラフルに描かれた器が発見されました。
島の火山が大噴火し、町がそのまま灰に埋もれたため、逆に良い状態で発見されたそうだ。

ポスターにもある大理石の像は、左側の男性像がクーロス像、右側の女性像がコレー像。
クーロス、コレーは人の名前ではなく、型の名前。
クーロス…まっすぐと正面を向き、左足を前に出しながらも、両足をしっかりと地面につけて立つ裸体の青年像。
コレー…長いキトンをまとい、腰回りを帯で締め、その上に短いヒマティオンを羽織っている女性着衣像。
キトンやヒマティオンは衣服の名前でしょうね。

古代オリンピックの競技の紹介もありました。陸上競技は今も残っていますが、
戦車を使った競争もありましたし、ボクシングもありました。
そして競技に出る選手は専用のオイルを塗って垢すり(巨大な耳かきのような道具)で
体をケアしていました。

ギリシャ神話に出てくる神様の像や絵も多く、もうちょっとギリシャ神話も知らないとと
思いました。

お土産も少し。それは明日記事にします。