もりっちゃんのゆるブログ

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京都冬の旅〜とりづくしと若冲展〜

大寒波がやってきました。 週末は関西も雪かと言われています。
覚悟しなくっちゃ。

昨日行ってきた京都行きの報告です。
朝早めに家を出て、京都駅からバス、10時前には京都国立博物館に着きました。

今回はこちらの明治古都館ではなく、新しい平成知新館(写真忘れた…)で開催されています。

ロダンの「考える人」後ろ姿。 肩凝ってそうだな。


酉年にちなんで、「とり」が描かれた絵画や工芸品を展示した
「新春特集陳列 とりづくし〜干支を愛でる〜」。
鶴やニワトリ、うずら、クジャクオシドリ、伝説の鳥鳳凰もあった。
華やかでおめでたい気分になりました。

同時開催の「特集陳列 生誕300年 伊藤若冲」も鑑賞。
若冲(じゃくちゅう)は去年からとても話題で、テレビでもよく特集されました。
関西でも若冲展があったのですが結局行けなかったので残念に思っていました。
今回は小規模ですが、さすがに人出も多かったです。

若冲もニワトリなど花鳥画をたくさん描いているので、こちらもおめでたかったです。
図録と絵はがきを買って帰りました。

図録の表紙「大根に鶏図」。
鶏が乗っているのは切り落とされた大根の葉。
黄色い足や赤いトサカがとってもリアルで、「コッコッ」という鳴き声まで
聞こえてきそう。

右上から時計回りに「石峰寺」
「百犬図」
「石燈籠図」
「果蔬涅槃図」

最後の「果蔬涅槃図」が一番気に入った作品。
お釈迦様の涅槃図を果蔬(かそ:野菜と果物)で表現したもので、
お釈迦様は真ん中の伏せた籠の上に置かれた二股大根。
野菜たちも神妙そう。

若冲はいろんなタイプの絵を描くことがわかった。

博物館を出てまた206系統のバスで東山安井下車、建仁寺へ向かいます(^^)/
また次回。