昨日見に行った「広重展」。
今年は浮世絵師歌川広重の生誕220年にあたるそうで、
有名な東海道五拾三次を中心に広重の風景版画を集めて展示していました。
一番知られている「東海道五拾三次」は「保栄堂版」と言われ、
実はこの他にも「行書版」「有田屋版」「隷書版」「狂歌入り」「人物東海道」
などいろいろな東海道五拾三次があることがわかりました。
今回は保栄堂版の53作のほか、他の東海道絵を70作、
木曽街道(中山道)絵、江戸や伊勢の名所図会を20作ほどゆっくり楽しみました。
平日ですいていたので、全作に付いていた丁寧な解説文をじっくり読むことも
できました。
全作品に解説文が付いていることはめったになくて、珍しくもありがたかった
です。
1階のみ写真撮影可でした。パネルになったものや顔をはめるタイプのものも
ありました。
今回お土産は何も買いませんでした。私にしては珍しい(゚д゚)!
広重の風景絵はとても旅情を誘うので、どこかへ旅に出たい気分に
なりました。