団地の中の森の公園の木々もすっかり葉が落ち、淋しくなっています。
その中で、ひときわ背の高い木が、まだこれから本格的に紅葉しようとしています。
これは、メタセコイアという木です。珍しい落葉針葉樹なんです。
赤く色づくと赤いクリスマスツリーのようで、迫力があります。
メタセコイアは化石で見つかり、絶滅していたと思われていましたが、
中国で生存?していることがわかり、今ではそれをもとにした株が世界に広がりました。
なので、メタセコイアは「生きた化石」と呼ばれています。
最近のテレビで、紅葉したメタセコイアについて放送を2回見ました。
1つは、交野市私市にある、大阪市大の植物園の中のメタセコイアの森です。
まだこの頃はうす〜い茶色くらいでした。今頃は赤くなっているでしょう。
もう1つは、滋賀県高島市マキノ町のメタセコイア並木です。
新聞でも取り上げていました。きれいです。
うちの近くのメタセコイアは並木のようでも森のようでもなく、
ぽつぽつ並んでいるだけなので、壮観とはいきませんが、最後の紅葉として楽しめるかな
と思っています。