先週の連休中、大阪文化館・天保山(元サントリー美術館)へ
「藤城清治世界展」を見に行ってきました。
海遊館のお隣です。
藤城さんの影絵を見に行くのは、2回目。
傘寿を迎えた藤城さんを記念して、懐かしいモノクロの影絵から
一番親しんだ、こびとや猫、カエル、木馬のモチーフの作品。
ブレーメンの音楽隊。
私は知らなかったけれど、聖書を題材にした作品や、
戦争や震災の遺物を描かれていました。
これは原爆ドーム。
今回おもしろかったのは、
影絵の上映の舞台裏が公開されていたこと。
スクリーンの裏側は、ペープサートのようなものが上下、左右
動いているんだろうと思っていましたが、
覗いてみると、えっと言うくらいシンプルな装置。
何が動くって、光源が動くのですね。
影絵は、光があってこそ成り立つもので
光を当てないと、そこにあってもスクリーンには映らないのだ
と今更ながら思ったのでした。
お土産は、先ほどの絵ハガキとしおり。
宮沢賢治の童話の絵は有名ですが、
今回「泣いた赤おに」の絵が最後に展示されていました。
また悲しくて泣いてしまいました・・・