もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

読書

「隻眼の少女」を読みました

「隻眼の少女」(麻耶雄嵩(まやゆたか) 著)を読みました。 入院にあたり、文庫本を2冊持っていきました。図書館の本は失くしたり汚してはいけないので、手持ちの本から選びました。 そもそも本が読める状況かどうか疑問でしたが、結果的には本があってよ…

「裏切り」(下)を読みました

「裏切り」(シャルロッテ・リンク 著/浅井晶子 訳)の下巻を読みました。 入院前に読み終えていましたが、記事は書けていませんでした。思い出しながら(笑)書いていこう・・・ 下巻は非常にスリリングだった。 うじうじしていた(失礼!)ケイトが行動的…

「裏切り」(上)を読みました

「裏切り」(シャルロッテ・リンク 著/浅井晶子 訳)の上巻を読みました。 シャルロッテ・リンクの作品は、「沈黙の果て」「失踪者」に続き、3作目です。 今までのリンクの作品では、自立した強い女性が主人公だったが、今回はちょっと異色の女主人公だ。 …

「恐るべき太陽」を読みました

今週は雨続きでした。冬なのに、なんだか家の中までジメジメな感じです。 今日は久しぶりの晴れ 明日はまた雨なんだけど・・・ せっかくの連休なのに、出かける予定が難しいですね。Jリーグやプロ野球も開幕(野球はオープン戦ですが)し、春は近づいていま…

「失踪者」(下)を読みました

諸事情によりまとめての更新になりました。<(_ _)> 季節外れの暖かさと言われていますが、喜んでばかりもいられません。もはや異常ではなく、温暖化は常態化しているのでしょう。 春の訪れは早く、かつ短いのかしら。 「失踪者」(シャルロッテ・リンク 著/…

「失踪者」(上)を読みました

「失踪者」(シャルロッテ・リンク 著/浅井晶子 訳)の上巻を読みました。 リンクの作品は、以前「沈黙の果て」を読んだことがあります。 moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com とても読みやすかったし、ストーリーにも入り込めたので、…

「キリング・ヒル」を読みました

ちょっとずつしか良くならない風邪ですが、日にち薬でだいぶ良くなってきました。 梅や水仙、菜の花など春の便りが届きます。春はもうすぐですね。 でも、全く外へ出かけてないので、心がまだ冬・・・(笑) 「キリング・ヒル」(クリス・オフット 著/山本…

「我らが少女A」を読みました

風邪で臥せっている間も、少しは読書をしていました。 順番は違いますが、その記事を追い追い挙げていきます。 「我らが少女A」(髙村薫 著)を読みました。 我が家で購読している新聞の連載小説でしたが、読むのを忘れてしまったりして最後まで読めませんで…

「青い壺」を読みました

先週木曜から、旦那さんは実姉の家へ泊りがけで出かけています。金曜は私も実家に顔を出しましたが、あとは息子と二人の気楽な毎日・・・ 今夜帰ってくるので、もうそれも終わりです。 雨続きで全然洗濯物が乾かない・・・寒いし。 さすがに寒中。今が一番寒…

「蜜蜂と遠雷」を読みました

今日は冷たい風の吹く寒い日になりました。⛄ 冬本番、あったかーい甘酒なんかいいですね(^^♪ 「蜜蜂と遠雷」(恩田陸 著)を読みました。 2017年の直木賞と本屋大賞を受賞した作品。2019年には映画化もされました。 ずいぶん長期間予約が多くて読むのをあき…

「沼地の記憶」を読みました

「沼地の記憶」(トマス・H・クック 著 /村松潔 著)を読みました。 “記憶五部作”の最後の作品として読むことにしましたが、この「沼地の記憶」は2008年の発表で、他の1990年代の作品と少し間が空いています。 “記憶四部作”プラス1の位置づけのほうがふさ…

「雷神」を読みました

今年の重大ニュースや一年を振り返る番組が増える時期になりました。 意外に忘れてしまっていることもあり、そうだった、そうだったと納得する日々です。 個人的には、物価高とコロナ5類移行が大きかったです。外に出かける機会も増え、懐かしい人とも会う…

「夜の記憶」を読みました

冬将軍がやってきました。⛄ 今季、本格的な大雪になりそうです。 雪じゃないところも寒さが厳しいです。油断しないで過ごしましょう。 「夜の記憶」(トマス・H・クック 著/村松潔 訳)を読みました。 クックの“記憶5部作”、4作目ですが、今作は今までと…

「夏草の記憶」を読みました。

今日は暖かいですね~上着がいらないくらい。 たぶん太平洋側と日本海側、北日本と西日本などで全然違うお天気なのかも。 地域のクリーンキャンペーン(大掃除)の日ですが、まだコロナワクチンの副反応で腕が痛いためお休みしました。 でも、副反応としては…

「死の記憶」を読みました

「死の記憶」(トマス・H・クック 著/佐藤和彦 訳)を読みました。 先日読んだ「緋色の記憶」に続く“記憶5部作”のひとつです。 ちょっと表紙が怖い・・・内容的には合っているんだけど・・・ 主人公のスティーヴは、9歳のとき、父親が母、姉、兄の3人を…

「傲慢と善良」を読みました

「傲慢と善良」(辻村深月 著)を読みました。 表紙イラストは雪下まゆさんで、本の表紙でよく見かけるイラストレーターです。 図書館の予約が回ってくるのを待ちきれないので購入しました。 タイトルを見てすぐに、ジェイン・オースティンの『自負と偏見』…

「緋色の記憶」を読みました

予想通り、いきなり冬がやってきましたね。高齢者でなくてもヒートショックになりそうです⛄ あたたかくして体調管理に努めましょう。 鍋ものにもいい季節 今日は湯豆腐にしまーす(^^)/ 「緋色の記憶」(トマス・H・クック 著/鴻巣友季子 訳)を読みました。…

「灰の劇場」を読みました

「灰の劇場」(恩田陸 著)を読みました。 2021年3月6日付の毎日新聞「今週の本棚」欄で著者紹介として載っていた本。 切り抜きに“121件”と鉛筆書きがあるので、たぶん図書館でそれだけ予約がついていたのでしょう。 2年経ち、普通に返却棚で見つけ借りて…

「失われた岬」を読みました

「失われた岬」(篠田節子 著)を読みました。 美都子の友人・清花が、北海道に転居後「岬へ行く」と言い残し失踪した。 20年後、ノーベル文学賞を受賞した日本人作家が、「もう一つの世界に入る」と授賞式の前日に失踪し・・・。 (西宮市立図書館の紹介文…

「光媒の花」を読みました

紅葉も徐々に進んできましたね 今日はインフルエンザの予防接種をしてきました。コロナの(次は7回目)予約は12月まで待たないといけないので、先にインフルを打つことにしました。 ちょうど去年の今頃、家族でコロナに罹ってしまったので、気をつけなけれ…

「鏡の花」を読みました

いいお天気続きです。夏物の洗濯や布団干しにちょうどいいです。 しかし! もりっちゃんは腰痛になってしまいました・・・(T_T) ほんと季節の変わり目に弱いです。 ぼちぼちやっていきます(^^)/ 「鏡の花」(道尾秀介 著)を読みました。 久しぶりの道尾作品…

「黒百合」を読みました

「黒百合」(多島斗志之 著)を読みました。 押入れの奥の本をガサゴソしていて、「あっ、この本忘れてた」と思って読み始めました。(私の“本あるある”) 物語の舞台は1952年(昭和27年)の六甲山にある別荘地。 今でも六甲山の山上は下界より5度は低いの…

「五瓣の椿」を読みました

「五瓣の椿」(山本周五郎 著)を読みました。 山本周五郎では以前「赤ひげ診療譚」を読んでいます。 ↓ moricchan24.hatenablog.com 時代小説を読んでいるという実感があまりない。「赤ひげ」先生の話も、この「五瓣の椿」もテーマを変えずに現代ドラマにで…

「最長片道切符の旅」を読みました

10月になり、「はい、秋になりましたよ」というように涼しくなりました。 エアコンはもちろん、扇風機も使わなくなり、あわただしい秋支度です。 朝と昼間の気温差が大きいので気をつけないとと思ってます。 「最長片道切符の旅」(宮脇俊三 著)を読みまし…

「歯車」を読みました

昨日は奈良の実家へ行っていました。 電車は海外からの観光客でいっぱいでした。これだけ見ると、すっかりコロナの前に戻った感じ。 「歯車」(芥川龍之介 著)を読みました。 「河童」と同じ文庫に収められていたので読んでみました。 主人公はAという作家…

「河童」を読みました

「河童」(芥川龍之介 著)を読みました。カバー装幀は南伸坊さんです。 いつもコメントをくださる吉田健康さんのブログで、7月24日が芥川龍之介の亡くなった日(命日)で「河童忌」と呼ぶことを知りました。 芥川の小説で「河童」は読んだことがないので、…

「時刻表2万キロ」を読みました

ちょっと空気がカラッとして秋の兆しを感じます。それだけでも体はだいぶ楽ですね。 うちの近所では、なぜかカメムシが大発生しています。猛暑だった夏と関係があるのでしょうか。 「時刻表2万キロ」(宮脇俊三 著)を読みました。 ずっと海外ミステリーを…

「キュレーターの殺人」を読みました

「キュレーターの殺人」(M・W・クレイヴン 著/東野さやか 訳)を読みました。 最新刊がやっと回ってきました。ワシントン・ポーのシリーズ、3作目です。 過去のシリーズはこちら。 ↓ moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com 表紙から想像…

「卒業生には向かない真実」を読みました

「卒業生には向かない真実」(ホリー・ジャクソン 著/服部京子 訳)を読みました。 昨年読んだ「自由研究には向かない殺人」、「優等生は探偵に向かない」に続くピップ&ラヴィのシリーズ、完結編です。 過去記事はこちら。 ↓ moricchan24.hatenablog.com m…

「恐竜博2023」

台風から熱低に変わったようですが、関東や東北で被害があったようで心配です。 9月は一番台風の多い時期なので、気をつけたいです。 何だかそんなときに出かけているのが申し訳ないのですが、台風の吹き返しの北風で涼しくなったこちらは、一日中曇りでま…