もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

甲子園短期大学の講演会

 

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ピンぼけ写真で失礼します<(_ _)>

先月は20日からキッチンとお風呂の取り換え工事をしたので、

その前後は片付けで忙しかったです。

さっさとやればいいのですが、ついでにここも整理しようとか

捨てるものを分けたり、と考えていると実はまだ終わっていません・・・

そしてキッチンの中はけっこうすきすき

(好きではありません。空いている意)。

 

さて、ちょうど工事のさなか、前から申し込んでいた

講演会に行ってきました。

前も行った甲子園短期大学での講演会です。

1日目は料理研究家の土井善晴先生でした。

著書の「一汁一菜でよいという提案」を読んでいたので

話を聞きたいと思いました。

タイトルは「世界の料理と和食」。

 

土井先生というと日本料理のイメージですが、

フランスやスイスなどヨーロッパへ西洋料理も学びに

行かれているのでした。

世界や日本の各地で撮られた写真をスライドで紹介しながらの

講演でした。

お話はとてもお上手でTV「プレバト」の話題も出ました。

土井先生は「プレバト」で料理の盛り付けの採点を

されています。

あの優しそうな笑顔で「気持ち悪い盛り付けです」と

ばっさり言われるので大笑いしますが、

あんな感じの聞きやすいお話。

 

和食の特徴としては

・調理中も食べるときも道具を使う

 まな板、包丁だけでなくおろし金とかたくさん道具を

 使いますね。

 食べるときも一品ずつ皿や鉢、お椀に盛り付け、

 盆に載せお箸を使って食べます。

・清潔感がある

 食べる前に手を洗い、手に器を持って食べる。

・日本人の自然観、美意識が反映されている

 ハレの日には神様に料理をお供えし、それを一緒に

 いただくという意識がある。

 

もともとあるこれらの特徴に、西洋料理や中華料理など

世界の料理が入ってきて、複雑になってきた。

 

スライドの写真はどれも珍しく、初めて見るようなもの

ばかりでおもしろかったです。

1時間の予定でしたがまだまだ聞いていたいお話でした。

 

2回目は絵本作家の永田萌さん。 次回に続きます。

長居植物園 2017秋 続き

来週からお風呂場、洗面所、キッチンの入れ替え工事を

することになりました。

10月末から打ち合わせやら、ご近所へのあいさつ。

うちのマンションでは、上下左右の部屋の住人さんに

了承を得ないといけません。ハンコをいただくのです。

了承をもらうと、管理組合に提出して了承してもらって、

1週間前には掲示板に掲示。

キッチンは下だけの入れ替えです。水回りを重点においたので

吊戸棚部分はそのまま使うことにしたのです。

下だけとはいえ中身をカラにするのは結構大変。

こんなものがあったのか、とか、これは何? 

というものが多々出てきて。

そうそうガスコンロも替えずに古いものをそのまま使います。

一度交換しているので。

そんなこんなでバタバタしています(*^-^*)

 

さて、長居植物園の秋 第2弾です。

 

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ダリア園。 

ちょうど満開で写真を撮る人やスケッチをする人でまわりは

にぎやかでした。

ダリアをこんなにたくさん見たのは初めてでした。

 

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これはボケの花。 少し咲き始めていました。

ボケはもう少し後の季節かと思っていましたが、

この頃急に冷え込んできたのでそのせいかしら。

実はボケの鉢植え、欲しいんですよね。植木市なんかでふら~っと

買いそうになってしまう。

 

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チョウセンアサガオ。 下向きに大きな花が咲くんですね。

 

それからバラ園へ。 

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つるバラのコーナー。 

あんまり咲いてなくて上の方にちょこっと。

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秋のバラ園は春よりもささやかでおしとやかな感じ。 

香りも控えめ。

華やかなバラも秋に見ると何やら物悲しくなってしまうのは

不思議ですね。

 

バラ園を出るとコスモス園。

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小さなコスモス畑ですが、きれいに咲きそろっていました。

小さい栗の木があって、イガイガの毬栗がたくさん落ちていました。

 

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帰りに記念撮影でいつもいっぱいのハートの花壇をパチリ。

恥ずかしかったけれどひとりで鐘を鳴らしてみました🔔

 

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これは植物園を出たところにあった鉢植えの植物。 

ホオズキくらいの大きさの実でした。

 

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この子は植物園のキャラクター「しょくぽん」です。

ホームページで調べたら、植物園の土の中からぽんと

生まれた子だそうで特に何かの植物ではなさそう。

頭から木が生えているね。ポシェットは何が入っているのかな~

 

日に日に寒くなってきました。 

風邪をひかないように気をつけましょう(^^)/

長居植物園 2017秋

今日はインフルエンザの予防接種に行きました。

いつものように腕が腫れて痛い(T_T)

 

日に日に寒くなり、秋も駆け足で終わってしまいそうなので

おととい長居植物園へ秋の植物を見に行ってきました。

 

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長居公園の入り口から続くイチョウ並木も色づき始めていました。

ぎんなんの季節から落ち葉の季節へ移っていくのですね。

 

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植物園の花壇にはちょうどビオラキンギョソウなどの苗が植えられたばかり。

これから冬、春と長く楽しませてくれそう。

 

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真ん中にある大きな池はハスが群生しているのですが、そろそろ葉っぱが枯れてきて

ちょっと寂しい・・・

池にかかる橋から反対側を撮ってみました。カモが来ていました。

ヒドリガモです。オスは灰色の体に褐色の顔でとってもわかりやすいですよ。

カモの仲間は冬鳥。秋に渡ってきて春先まで過ごしカップルを作ります。

メスにアピールするためオスは鮮やかな色をしており、メスは地味(だいたい茶色)。

冬の間つがいで群れになっているので、誰と誰がカップルか観察するのが

おもしろいです。

ひとりオスもいます(/_;)

鳥の話になってしまった・・・

 

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池を渡ったところにもビオラの花壇。

 

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サキシマフヨウ。 咲き終わったのやら蕾やらが混在していますが、ちょうど見頃です。

フヨウやムクゲタチアオイアオイ科の花でどれも大好き。

パーンと大きい花が咲くところ。

なんか元気になれるんですよね。

 

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ススキ。

ススキに寄生するナンバンギセルもあったけれど、見つからなかった。

 

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お隣にはイネ科の植物。

比べるとススキが風流で日本の秋に似合う感じがします。

 

後半はダリアやコスモスを中心に次回紹介します。

 

北村薫 円紫さんシリーズ

太宰治の辞書 (創元推理文庫)

 

大量の文庫本を処分してからほとんど本を買わなくなり、本屋さんに行っても

できるだけ文庫本コーナーはぶらぶらしないようにしていました。

久しぶりに文庫の新刊コーナーを覗くと、

ひゃ~、懐かしい! 円紫さんシリーズの新刊が出ていました!

いささかコーフン気味にレジに並んで購入しました。

家に帰って円紫さんシリーズを並べて見ると・・・

 

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う~ん、満足(*^-^*)

 

北村薫氏が「空飛ぶ馬」でデビューしたときは覆面作家でした。

2作目の「夜の蝉」で日本推理作家協会賞を受賞し正体が判明。

2009年には別シリーズ(こちらもおすすめ)「鷺と雪」で直木賞

受賞しました。

円紫さんシリーズの「円紫さん」は、主人公「私」が遭遇する事件

(といってもおどろどろしいものではなく日常の謎)を解明する

探偵役の噺家さん春桜亭円紫さん。

「空飛ぶ馬」で円紫さんと出会った「私」は女子大生。その後5作目の

「朝霧」では出版社に就職し編集者となっていました。

それから17年経ち、「太宰治の辞書」では「私」は結婚し・・・

おっとこのへんでおいておきましょう。

 

殺人が起こる典型的なミステリーも好きなのですが、

人の死なない(まあちょっとはあるのですが)他愛ない謎を追っていく

過程で、ほっこりしたり悲しくなったり、そういうのも好きなんですよね。

 

せっかくなので「空飛ぶ馬」から順番に読み返してみることにします。

 

北斎展へ

しばらく間があいてしまいました。

11月1日、あべのハルカス美術館の「展覧会 北斎ー富士を超えてー」を観に

行きました。

 

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もうびっくり(゚д゚)!の混み具合でした。

地下のエレベーターを待っているときから嫌な予感がありました。

ドアの横に「展覧会は非常に混みあっております。事前にチケットをお求めください

・・・云々」

チケットは前売券を購入済みだったのでチケットの列に並ぶ必要はなかったけれど、

入場までにも長い九十九折りの列ができていました。

こんな列に並ぶのは、近いところでは京都の国立博物館での「鳥獣戯画」と

学生時代に行った奈良の「正倉院展」以来です。

チラシを見ただけでふら~っと来てしまった私と違って、並んでいる皆さまは

なんと飛行機で来られたかたもいて、

「私はとんでもないことをしたのでは・・・」とこの時点で既に後悔・・・

 

のちに家に帰ってから図録を調べると、この展覧会はイギリスの大英博物館との

国際共同プロジェクトで、今年の5月~8月まで大英博物館で開催されたあと、

日本に来たのですが、日本ではあべのハルカス美術館だけの開催なのです。

それは混むわな!

 

やっと入場できても中は人、人、人。 人ばかり。

端から並んでみましたが、いっこうに進む気配がない。

こりゃあかんわ。 入場制限と、せめて2列で鑑賞できるロープを張らないと。

「押さないで~」「足踏まないで~」という叫び声も聞こえ、

鑑賞する気分にもなれないので、見たい作品を選んで後ろの方から見るという

方法をとることにしました。

 

お土産を買うショップでもレジに長蛇の列ができ、外に出てきたときはもう

ふらふらでした(゚д゚lll)

お土産の図録とチケットファイル ↓

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この展覧会はもともと行くつもりでチケットを買っていましたが、

NHKのドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」を見てなおさら興味がわきました。

北斎の娘お栄(おえい)を宮﨑あおいが演じていて、

父親北斎の変人ぶりもとてもおもしろかったのです。

このお栄(葛飾応為)も絵師で、応為の作品も今回展示されていました。

 

今回の展覧会が混んでいた、いや人気があった理由は、さきほどの開催会場の件の

他に、北斎の晩年に焦点を当て、北斎の肉筆画が多く出品されていたことです。

浮世絵は版画なので刷られたものが数多く存在し、「富嶽三十六景」などは

目にする機会も多いですが、肉筆画は一点ものなので珍しく、みなさん見たかったので

しょうね。

 

葛飾北斎は90歳で亡くなりましたが、いろいろな逸話があります。

・93回転居を繰り返した引っ越し魔だったこと。

ドラマの中でも、引っ越しを繰り返す父親に対して娘のお栄が

「家移りはこれで終わりにしてほしいね」などと言う場面がありました。

北斎は人気が出てからもお金に無頓着だったので、貧乏で家は荒れ放題、

汚れて住めなくなると引っ越しするというわけです。

・雅号も30回変えたこと。

北斎」もそのひとつで、北斎が信仰していた日蓮宗系の信仰

北辰妙見菩薩信仰」(北極星または北斗七星を神格化した信仰)

にちなんだ名です。

 (「今、浮世絵が面白い! 第1巻葛飾北斎」(Gakken)参考)

 

家に帰ったときはゆっくり鑑賞できなかったことを残念に思いましたが、

海の向こうの大英博物館は国立であちらは無料入場だそうで、

いつ行ってもものすごい人出だそう。 まこれもひとつの経験として

思い出に残すことにしました。

 

あべのハルカス天王寺の市立美術館に行くときは、たいてい天王寺MIOの

ハワイ料理「Muu Muu Diner」でロコモコプレートを食べます。

この日は「マヒマヒのロコモコプレート」を食べました。

マヒマヒはハワイの白身魚だったと思う。そのマヒマヒのフライと目玉焼きが

のったごはんにデミソースがかかった丼、

サラダとスープとドリンクがセットで1230円。

セットのスープも季節によっていろいろ工夫があって、いつも楽しみ。

 

お天気のいい日だったので、帰りには天王寺公園のてんしばへ寄ろうかと

思っていましたが、思いのほか疲れてそのまま帰ってきてしまいました。

今日文化の日も秋晴れのいい天気。

ずっと雨の週末が続いていたので気持ちがいいですね。

さあそろそろ干したお布団を取り込もうか・・・

 

 

 

 

秋のモチーフ ミニキルト

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(「パッチワーク&キルト教室」2015年秋号 岩崎美由紀先生のデザインより)

 

しばらく太陽を見ていません。ずっと雨です🌂

明日の午前中は降らないようですが、また午後から雨だそうです。

台風も来ているし・・・🌀

 

ハロウィーンのブローチと同時進行で作っていたミニキルトです。

真ん中にどんぐりを持ったリスくん。

周りはカラフルな葉っぱと実を散らしました。

アップリケと刺しゅうで仕上げています。

リスくんの黒目と鼻はサテンステッチ、白目はストレートステッチです。

葉脈や茎はバックステッチやアウトラインステッチ。

 

秋はすぐ終わってしまうので、作品を作るタイミングが難しいです。

ハロウィーンが終わるともうクリスマスモードになってしまうし。

お出かけもしたいのでそろそろお天気になってほしいです。

「楽園」読了しました

楽園 上 (文春文庫)

楽園 下 (文春文庫)

 冷たい雨が降っています。せっかくの週末なのに、昨日から天気がすっきりしません。

昨日はジムに行きましたが今日は出かけず(ジムはお休み)、朝からハロウィーンのブローチを作っています。

今月30、31日とジムでハロウィーンイベントがあり、

仮装するかオレンジ色のものを身に着けて運動すればポイントゲットできるのです。

仮装はちょっと恥ずかしい。

でも単にオレンジのタオルを首に巻くだけでは、巨人のファンみたいでいや。

それで、まず100均ショップのハロウィーンコーナーで物色しました。

小さい帽子(オレンジ)の付いた髪留め、かぼちゃ(オレンジ)の付いた腕輪、

マント型の付け襟(オレンジ)を買ってきました。

家で全部着けてみたら、息子に「仮装よりよっぽど恥ずかしい!」と酷評されましたが、髪留めと腕輪は運動に支障もなさそうなので候補に。

着け襟は不織布が首に擦れて痛いので却下。

他の100均やロフトも見てみましたが、運動に向くようなアクセサリーはなかなか見つかりません。

それで自分で作ることにしました。

かぼちゃのブローチです。

リバースアップリケでジャック・オ・ランタンを作ります。

本体を作って、あと裏側にピンを付けたら出来上がりというところで、

ピンを探すとなんと切れていた!

というわけで、ピンを付けてからアップすることにします。

 

さて、何日か前になりますが、宮部みゆき「楽園」上下巻を読み終わりました。

解説にも書いてありましたが、「模倣犯」の続編というよりは「スピンオフ作品」

でした。

主人公は「模倣犯」で最後に犯人と対峙したライターの前畑滋子さん。

この事件から9年が経った設定。

滋子さんの背景には「模倣犯」事件がもちろんありますが、この「楽園」のお話自体は

模倣犯」を知らなくても大丈夫ではと思います。

 

突然の交通事故により12歳で亡くなってしまった等(ひとし)くん。

この話には亡くなった子として登場してくるのに、最後までこの等くんの魂を感じられた作品でした。

等くんのおかげで、「模倣犯」で傷ついた滋子さんや読者の私たちまで、清浄なものに

包まれました。

滋子の内側で、音をたてて何かが溶けた。溶けたものはあたたかかった。清浄だった。

滋子の体内を、心の隅々までも洗ってくれた。その心地よさに目がくらんで、思わず壁に手をつき、身体を支えなければならなかった。

    (下巻より)

宮部流の解決の仕方ですが、「模倣犯」のまま何もないよりは、この「楽園」があって

私はよかったです。

 

さて次の読書は、同じく宮部みゆきの「小暮写真館 」(上下巻)。

小暮写眞館(上) (講談社文庫)

これで宮部氏の現代物の手持ち分は既読になりそう。

さあ読書の秋!